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グッドサンデーマーケットで、「良質な生活」について考える。

23/09/2014

 

「良質な生活」って、なんだろう。

 先週の日曜日、代々木駅から徒歩1分の場所にある「代々木VILLAGE」で開催された
「グッドサンデーマーケット」に行ってきた。

 

>> 「グッド サンデー マーケット」が代々木で開催、食のセレクトショップや、オーガニックスキンケアなど

>> 代々木VILLAGE by kurkku – GOOD SUNDAY MARKET

 

「なるべくカラダに良いものを、無理なく、楽しく」をモットーに、
都会で暮らしながらも、人や自然のことを考えた生活を送りたい人達のためのイベントだ。

 

有機野菜や健康志向の食材を扱うセレクトショップが5店舗出展したほか、
こだわりの素材を使ったワークショップや、地球環境にやさしいプロダクトの紹介、
新進気鋭のクリエイターの作品がならぶアートスペースもあった。

 

高級であるとか、いわゆる「ハイソなもの」ではなく、
日常生活に無理のない範囲で「ちょっと良いもの」をプラスする、という感覚だろうか。
背のびをしない等身大の生活を、良質なものにする。
そのためには、どんなことを心がければいいんだろう。
今回は、グッドサンデーマーケットで見つけた商品やアイディアを紹介しながら、
「良質な生活」について考えてみようと思う。

 

 

 

1.体を動かす。— ウォーキングバイシクルクラブ

 

健全な精神は、健全な肉体に宿るらしい。

 

代々木VILLAGEに到着すると、エントランスにカラフルな自転車が並んでいた。
「乗ってみますか?」
にこやかに話しかけられ、思わず頷いてしまう。

 

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改めて自転車を見てみると、サドルがないことに気がついた。
実はこれ、 「ウォーキングバイシクル」 というまったく新しい乗り物だったのだ。

 

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img via wbc-network.com

 

 

ウォーキングバイシクルを作った片山工業株式会社は、岡山県にある。
岡山は東京よりもずっと自動車社会だ。だから、大人は運動不足になりがちなのだという。
ウォーキングバイシクルは、日常の中で無理なく運動するための提案として開発された。

 

実際に乗ってみるとわかるのだが、背筋をまっすぐにのばして
おしりをしっかり引き締めたままペダルを踏まないと、あらぬ方向に進んでしまう。
上り坂はキックボードのように加速をつけながら走らなければいけないし、
意外とテクニックが必要な乗り物ではあるけれど、
自転車や自動車と一緒で、慣れてしまえば普通に乗りこなせる。
私も最後の方はそれなりに走れるようになっていた(はず)。
これで毎日の通勤や通学のために移動すれば、あえて運動をする必要はないと思う。

 

それにしても、立ったまま乗り物に乗って街中を走り抜けるのは
とても気持ちが良かった。
10月発売予定だが、表参道のショールームで試乗できるので、
気になる人は一度行ってみると良いかもしれない。

 

>> ウォーキングバイシクルクラブ

 

 

2.おいしくてヘルシーなものを食べる。— Mama Luli

 

レストランやカフェのエリアを抜けると、屋根のない開放的な空間に出る。
のんびり歩いていると、色とりどりの穀物やドライフルーツが入った瓶が目にとまった。
「Mama Luli」のカスタムメイド・グラノーラのお店だ。

 

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グラノーラのベースとなるオーツ麦は、プレーンとハニーの2種類。
そこに、ドライフルーツやシード、ナッツを3〜4種類ほど組み合わせる。
私はプレーンのオーツ麦をベースに、レーズン、アップルシナモン、ウォルナッツ、
ひまわりのタネで作ってもらった。

 

オーツ麦は食物繊維や鉄分が白米よりも多く含まれており、
便秘解消や基礎代謝のアップという効果も期待できるそうだ。
お肉や魚が大好きな身としては、ビーガンやマクロビで食を極めることは難しいけど、
これからも無理のない範囲で健康的な食事を心がけていきたいと思った。

 

「Mama Luli」のグラノーラは、原宿「VACANT」(先週紹介したノーマ・バーのイベント会場!)の
一階で販売しているほか、井の頭通りにある「Fuglen Tokyo」でも購入できる。
詳しくは公式サイトで。

 

>> Mama Luli

 

 

3.ルーティンワークを見直す。— Grab Green Japan

 

代々木VILLAGEは、屋外にある二階建ての商業施設だ。
ゆるやかな外階段をあがると、笑顔がさわやかな女性に声をかけられた。
「次世代の洗濯基準」を謳う、 「Grab Green」の洗濯洗剤を紹介するブースだ。

 

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人体に有害な化学物質を一切使わず、その上で洗い上がりや香りにもこだわっている。
また、一回分の洗剤が水溶性のフィルムで包まれているため、
ついつい使い過ぎてしまう洗濯洗剤の量を調整でき、水や電気の節約にもなるという。
まさに、家庭と地球に優しいプロダクトだ。

 

洗濯は毎日行なうルーティンワーク。だからこそ、改めて見直したいと感じた。

 

>> Grab Green Japan

 

 

4.クリエイティブになる。— コンテナート

 

img via contenart.jp

img via contenart.jp

 

グッドサンデーマーケットの催しだけではなく、もともと代々木VILLAGEにあるお店にも
「良質な生活」のヒントがあった。
「アート=クリエイティブな毎日」と考えるライフスタイルショップ「コンテナー卜」は、
日常の中に溶け込むような、かわいらしいアート作品の販売・ギャラリーを展開している。
自分の好きな作品と一緒に過ごす毎日は、いつもよりちょっぴり楽しくなりそうだ。

 

>> コンテナート

 

 

5.会話を楽しむ。

 

会場のどこに行っても、店主さんやスタッフの方々と会話が生まれた。
食材やプロダクトの説明だけではなく、食の安全や自然への思い、
自身のライフスタイルや未来についてなど、いろいろな話をした。

 

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お店の人と会話を楽しみながら同じ価値観を共有し、
納得してから商品を購入する。

 

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外出先でも指先ひとつで商品が買える時代だけど、
いや、だからこそ、こういう場所が必要なんじゃないかと思う。

 

 

「良質な生活」って、なんだろう。
人によってその答えは違うだろうし、模範解答もたぶんない。
私にとっての「良質な生活」は、「ていねいに生きる」ということの延長線上にある気がした。

 

 

 

 

最後に

 

最近読んだ本に、佐久間裕美子さんの『ヒップな生活革命』(朝日出版社)がある。
サブプライム金融危機や度重なるハリケーンの襲来といった自然の猛威をきっかけに、
「生きる」ということを改めて考え直したアメリカ人たちのライフスタイル改革について書かれた本だ。
このムーブメントは、「ていねいに生きる」 ということにすごく通じるものがあると思う。

 

佐久間さんの言葉を借りれば、
「自分たちが消費するものの本質を強く意識する」こと。
「口に入れたり、身に着けたりするものがどこで作られ、どこからやってきたのか」を考えること。

 

そういうことを考えながら、日常生活をていねいに過ごす。
「良質な生活」は、そうしたことの積み重ねでできているのだと思う。

 

 

(文章・写真:カクノ)

 

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