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え、英語の説明・資料ないんですか?

15/10/2014

 

湯浅です。英語が喋れるようになるために、海外に逃亡したいと思うことがよくあります。
頭のなかでの英語の言語構築が日本語と同じようになるためには、うまい英語のパズルの並べ方を理解できれば、いけるのではないかと思っております。

まぁそれが難しいのですが。

 

さて、10月10日(金)に東商ホールで行なわれた1964東京オリンピック・パラリンピック50周年記念ウィークの催しのひとつ、2020年東京オリンピックビジョン骨子の発表会にいってきました。

 

多くのメディアで取り上げられているのでいくつかリンクを貼っておきます。

東京五輪 大会ビジョンの骨子 (NHK)

「世界を変えよう」=大会ビジョンの骨子発表-東京五輪 (時事通信)

「東京五輪で世界を変えよう」 組織委が大会ビジョン骨子発表 (日本経済新聞)

“世界を変える”2020年大会の基本構想 (TOKYO MX)

 

上記したメディアに記述されている通りですが

 

TOKYO2020ビジョン骨子

①すべての人が自己ベストを目指そう

②一人ひとりが互いを認め合おう

③そして、未来につなげよう

 

が掲げられております。

 

①は「アスリートだけでなく、おもてなしでも、テクノロジーでも、私たち全員が自己ベストを目指す。人類の可能性を最大限に活かした、歴史上、最もイノベーティブなオリンピック・パラリンピック競技大会にしよう」。
つまり、全員参加型のオリンピックを目指す内容であることはお分かりいただけるかと思います。

②は「すべての人々が互いを認め合う。あらゆる多様性を積極的に肯定して、すべての人に前向きな変化を起こし、共生社会の創造に貢献しよう」。
これは、UEFAのキャンペーンで現在掲げられている「RESPECT」に相当するようなものではないでしょうか。

③は「未来を信じ、次の世代にタスキをつなぐ。TOKYO2020で生まれた変革を、新たなレガシーとして次世代に受け継いでいこう」。
新たなレガシーとして説明されていたことは「多様性の肯定」や「共生社会の実現」などソフトに関することでした。
1964年は多くのインフラ(高速道路や新幹線など)つまりはハードの面が強化されたことは、周知のことかと思います。「2020年は、オリンピックを通して哲学や精神的側面を残していけるようにしたい」と、大会組織委員会事務局長の武藤敏郎氏は語っていました。

 

配布資料の説明に少し注釈させていただきました。

 

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「世界」視野なはずなのに…

また、東京だけでなく、日本、世界を変えていこう」といった、世界へ向けて発信などといったようなメッセージも数多く見られました。実際、貼ったリンクの見出しにも「世界を変える」という文言が並んでいます。
しかし、この発表会での英語字幕や英語による説明資料はありませんでした。

なぜこのようなことを言うのかといいますと、僕は今回アメリカ人ジャーナリストのアシスタントとして参加していたからです。

英語での発信態勢が整ってないという印象を受けました


もちろん、今回の骨子発表には国内向けという前提があったのかもしれません。
しかし、「世界」を強調するのであれば、英語による説明資料や、字幕入りのビデオ映像を用意してもよかったのではないでしょうか。今後このようなイベントの際には、これらの点が考慮されればと思います。

 

最後に、東京オリンピックの話になると、どうしても未来を新たに創造していくことばかり注目されがちです。もちろんそれも重要だという認識は持ってはいます。が、しかし、今現在の東京に関する課題・日本を取り巻く課題への取り組みとその発信にも、今後は注目していきたいです。さらには、東京オリンピックに向けてリスクマネジメントがおざなりになりがちということを耳にする機会もありましたので、これも注視していければと思います。

 

写真撮影&ライター:湯浅

 

リンク

Young and old unite to celebrate 50th anniversary of the Tokyo 1964 Olympics, and look to 2020 (Tom Benner Reports)

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