09/12/2014
湯浅です。週末思い立って断食をしました。(理由は色々…)巷では「ファスティング」なんて呼ばれていますが、僕は断食って言葉の方が性に合っていると思います。ちなみに、空腹の辛さよりも食べたい欲求と誘惑の方が圧倒的に辛いです。特に匂いのパンチはかなり心にきます。あ、デトックスして肌に良いとかはよくわかんなかったです。
そんな報告はいいとして、ダイエットと言えば国会ですね。国会といえば、衆院選ですね。(無理やり)
ご存知の通り、今月2日に衆院選が公示され、来たる14日には投開票を控えています。巷や各種メディアでは、選挙に向けた報道がより活発になっている状況です。
朝日・東大谷口研究室共同調査(朝日新聞)
えらぼーと(毎日新聞)
ビッグデータが導き出した第47回衆院選の議席数予測(Yahoo! JAPAN)
内容もさることながら、特にwebの特性を活かしたビジュアライゼーション「見せ方」の工夫がネット選挙解禁の参院選以来、僕なりの注目ポイントになっています。また、選挙が終わった後も検証が続くという点もひとつの注目ポイントです。
さて、そんな報道が行なわれている中、僕ならではの選挙への悩みというか不満があります。
何かといいますと、「不在者投票」をせねばならないことです。
説明しましょう。僕は現在、東京都に住んでいます。しかし、諸所の事情から住民票は出身地の宮崎県にあります。ですので、投票は宮崎の候補者を選ばねばなりません。選ぶ場所はもちろん東京都からです。
つまり、期日前に不在者投票をしなければならないのです。
そこで一番の不満は、投票をするまでの手順が非常に煩雑であるということです。
具体的にフローを説明します。
以上が一連のフローになります。
(実際の投票用紙請求書兼宣誓書)
フローをみていただいてわかるように非常に多くの工程があり、宮崎へ送付してから自宅に投票用紙が届くまでにけっこうな時間を要してしまいます。これがとても不満なのです。
以前の参院選でも同じフローをこなしましたが、とにかく簡素化できないものかと思いました。
解決方法を具体的に考えてみますと、
・ 宮崎の本籍住所を示す運転免許証やパスポートなど公的な写真付き証明書を持参の上、現在居住している場所(東京都)で期日前投票をする。
・ いっそ、同じ手間でもすべてがオンラインで済む。(不正投票のリスクがあったりするので厳しいでしょうが。)
というような案はダメなのでしょうか。
このままでは、僕と同じような境遇の人が、一連の手続きが面倒くさくて投票を棄権した、ということがあっても仕方がないと思います。政治状況の改善のためには、単純に投票率さえ上がればいいということでもないですが、ひとりでも多くの投票という民意は反映されるべきではないかと思います。というかシンプルに選挙権の平等性が担保されていなく、物理的距離で割りを食うのはおかしいのではないでしょうか。投票したいという権利を行使したいので、より簡素化された不在者投票フローになることを切に願います。まぁそんな改正を願う間に僕の籍が移動するほうが早いかもしれませんが。
アイキャッチ:Wikipedia
ライター:湯浅
© 2022 gotamag